ストレスを避けるのが、良い育て方ですよね?
細川院長
社会で生きていくには、ストレスを避け続けることはできません
発達障害の特性を心配するあまり、本人が嫌がることを徹底して避ける育て方が良いのでしょうか?
そうすることで確かにストレスは減り、親に守られている子どもの間はトラブルは起こらないかもしれません。
そのかわり、親の保護下を離れて社会に出たとき、たとえば就職したときに、問題が出てくることになります。
思春期を過ぎたこの段階では生き方を変える柔軟性が乏しくなっていたり、学生時代は失敗しながら学んでいけたのが、社会人では失敗が許されない状況になっていることが考えられます。
社会で生きていくにはストレスが避けられない以上、子どもの頃から少しずつ、ストレスを乗り越えていくスキルを身につけることが必要と言えるでしょう。