集中できない ▶ ①注意が続く時間を把握しよう

集中できない!

細川院長

コツがあります。

Q
集中できない!
A

注意が続く時間を知ろう
注意が続く時間に合わせて、「やること」を小分けしよう

集中できる時間をはかろう

退屈でつまらない課題や、難しそうで避けていた課題をおこなうとき、休まずにどのくらいの時間、集中できるでしょうか? 集中できる時間をはかりましょう。

ストップウォッチを用意しましょう
ストップウォッチを開始し、選んだ課題を始めましょう
できる限り長く課題に取り組みましょう
気がそれるようなことが頭に浮かんだり、一休みしたくなったり、課題をやめたくなったら、ストップウォッチを止めましょう

さて、自分がどのくらいの時間、集中できるのか、わかりましたか?
これがあなたの集中できる時間です。納得がいくまで何回か繰り返してみましょう。安心してください。集中できる時間は、これからトレーニングを繰り返すことで長くなっていきます。

集中できる時間内で終えられるよう、小分けしよう

自分の集中できる時間がわかったら、その時間内で終えられるよう、「やること」を細かく分けましょう。
退屈な課題や、難しい課題も、集中できる時間に細かく分けることで、やり終えることができます。

課題に取り組むときに注意をそらさないスキル

退屈な課題をやっていると、他の考えが頭に浮かんできて、注意がそれませんか? 特に難しいことに取り組んでいると、重要でないことに気を取られがちです。
例: 宿題をやり始めたとたん、好きでもない部屋の片付けを先にしないといけないような気がしてくる
そんなあなたは、注意をそらなさいようにするスキルを、注意持続訓練で身につけましょう。